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 さん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


さん

讃とも書く。漢文の文体の一種。人または事物を称揚する意味で,元来は神明に捧げる辞。絵画では画面の中に書かれた詩,歌,文をさす。中国画で書画一致の思想が発展するにつれて宋時代に完成し,これが日本に伝えられ,特に室町時代頂相 (ちんぞう) や水墨画に盛んに行われた。

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デジタル大辞泉の解説

さん【賛/×讚】

ほめたたえること。また、その言葉。「バッハ―」
漢文の文体の一。人物や事物をほめる際の文章。多く、4字1句で韻を踏む。
画面の中に書きそえた、その絵に関する詩句。画賛。
仏・菩薩(ぼさつ)の徳をたたえる言葉。
論評。批評。
「出口の茶屋に腰掛けながら、朝帰りの客に―付くるに」〈浮・諸艶大鑑・一〉

さん【賛〔贊〕】[漢字項目]

[音]サン(呉)(漢) [訓]ほめる たたえる たすける
学習漢字]5年
わきから力を添えてたすける。同意する。「賛意賛成賛同賛否協賛翼賛
ほめたたえる。「賛歌賛辞賛嘆賛美称賛賞賛絶賛礼賛
人物などをたたえる文章。「論賛
絵に添える詩文。「画賛自画自賛
[補説]24は「讚(さん)」と通用する。
[名のり]あきら・じ・すけ・たすく・よし

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百科事典マイペディアの解説

賛【さん】

人徳や物の美を称賛する韻文で,讃とも書く。禅宗関係の肖像画や水墨画の余白に見られるのは〈画賛〉ともいい,画家自身の書いたものを〈自賛〉という。史書の巻末で史上の人物をたたえたものは〈史賛〉という。
→関連項目菅家文草詩画軸如拙黙庵落款

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世界大百科事典 第2版の解説

さん【賛 zàn】

中国の韻文の文体の一種。讃とも書く。人や物を賛(たた)え美(ほ)めることを本質とする。賞賛を主とする点では〈(しよう)〉に共通する。《文心雕竜(ちようりよう)》では,頌とともに頌讃篇が設けられており,《文選(もんぜん)》では巻四十七に頌と賛が収められている。かならず4字句から構成され,偶数句で脚韻を踏む。10句前後の短いものが多いが,なかには《文選》に収められる夏侯湛(かこうたん)の《東方朔画賛》などのように,かなり長い作品もある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


さん

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