負征矢(読み)おいそや

精選版 日本国語大辞典 「負征矢」の意味・読み・例文・類語

おい‐そやおひ‥【負征矢】

  1. 〘 名詞 〙(えびら)にさして背に負った、戦闘用の矢の総称
    1. [初出の実例]「鶴(たづ)が音の 悲しく鳴けば はろばろに 家を思ひ出 於比曾箭(オヒソや)の そよと鳴るまで 嘆きつるかも」(出典万葉集(8C後)二〇・四三九八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android