走木(読み)はしりぎ

精選版 日本国語大辞典 「走木」の意味・読み・例文・類語

はしり‐ぎ【走木】

  1. 〘 名詞 〙 攻め寄せてくる敵を防ぐため、高い所から木をすべらせころがすこと。また、その木。はしり。
    1. [初出の実例]「衆徒走木(ハシリキ)を出してつき落す」(出典:西源院本太平記(14C後)二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む