身契(読み)しんけい

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世界大百科事典(旧版)内の身契の言及

【奴変】より

…奴変は,こうした背景の下で,それまで身分秩序を上から支えてきた明朝国家の倒壊を直接的な契機としておこった。反乱の過程では,共通して主人への隷属を示す証文としての身契(しんけい)を奪還する行動が認められ,またほとんどの場合,一つの県の全域にわたって組織的,かつ大規模に展開された。南明(なんみん)や清朝政権樹立の事実を旧来の社会関係の改変を表すものとして宣伝したり,これらの権力が身分解放令を出したという情報をもちだしたりして,みずからの反乱を正当化する動きもみられた。…

※「身契」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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