輸送体(読み)ユソウタイ

化学辞典 第2版 「輸送体」の解説

輸送体
ユソウタイ
transporter

細胞膜に存在し,細胞内外の物質輸送に関与する膜タンパク質.アミノ酸や糖などの栄養物を細胞内外の Na濃度勾配を利用して取り込むアミノ酸輸送体やグルコース輸送体(glucose transporter)は,目的物質とともに Na も取り込むので,共輸送体(cotransporter)に分類される.Na と H を逆向きに輸送する Na/H 交換体は交換輸送体といわれる.[別用語参照]生体膜

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む