輸送体(読み)ユソウタイ

化学辞典 第2版 「輸送体」の解説

輸送体
ユソウタイ
transporter

細胞膜に存在し,細胞内外の物質輸送に関与する膜タンパク質.アミノ酸や糖などの栄養物を細胞内外の Na濃度勾配を利用して取り込むアミノ酸輸送体やグルコース輸送体(glucose transporter)は,目的物質とともに Na も取り込むので,共輸送体(cotransporter)に分類される.Na と H を逆向きに輸送する Na/H 交換体は交換輸送体といわれる.[別用語参照]生体膜

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む