20世紀日本人名事典 「辰巳栄一」の解説 辰巳 栄一タツミ エイイチ 大正・昭和期の陸軍中将 元・偕行社会長。 生年明治28(1895)年1月19日 没年昭和63(1988)年2月17日 出生地佐賀県 学歴〔年〕陸士〔大正4年〕卒,陸大〔大正14年〕卒 経歴大正15年教育総監部付、昭和8年関東軍参謀兼駐満州国大使館付武官補佐官、駐イギリス大使館付武官、東部軍参謀長、第12方面軍参謀長から在中国第3師団長の時敗戦、陸軍中将。21年復員。イギリス駐在時代、吉田茂大使を知った。戦後、GHQにソ連軍事情報を提供する大陸問題研究所評議員となり、25年の警察予備隊発足の時、吉田首相に招かれ下林定ら旧軍将官らと、旧軍人の追放解除リストづくりに従事した。その後、49年から52年まで偕行社会長を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辰巳栄一」の解説 辰巳栄一 たつみ-えいいち 1895-1988 大正-昭和時代前期の軍人。明治28年1月19日生まれ。イギリス大使館付武官などをへて陸軍中将となり,第十二方面軍参謀長,第三師団長をつとめる。戦後,大陸問題研究所評議員として,昭和25年の警察予備隊発足に際して旧軍人の追放解除リストづくりに参加した。昭和63年2月17日死去。93歳。佐賀県出身。陸軍大学校卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by