近例(読み)きんれい

精選版 日本国語大辞典 「近例」の意味・読み・例文・類語

きん‐れい【近例】

  1. 〘 名詞 〙 近ごろの例。近ごろ実際にあったことがら。
    1. [初出の実例]「就中当国為院御分事、近例度々也」(出典:成簣堂古文書‐正治二年(1200)四月日・東大寺三綱等重申状案)
    2. 「きんれいをよくよくたつねられて、かねてよりようゐせられ候へ」(出典:園太暦‐貞和二年(1346)正月一六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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