近例(読み)きんれい

精選版 日本国語大辞典 「近例」の意味・読み・例文・類語

きん‐れい【近例】

〘名〙 近ごろの例。近ごろ実際にあったことがら。
※成簣堂古文書‐正治二年(1200)四月日・東大寺三綱等重申状案「就中当国為院御分事、近例度々也」
※園太暦‐貞和二年(1346)正月一六日「きんれいをよくよくたつねられて、かねてよりようゐせられ候へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android