近野 鳩三(読み)チカノ キュウゾウ

20世紀日本人名事典 「近野 鳩三」の解説

近野 鳩三
チカノ キュウゾウ

明治・大正期の陸軍中将



生年
慶応1年8月(1865年)

没年
大正12(1923)年1月5日

出生地
肥後国玉名郡花簇村(熊本県)

学歴〔年〕
陸大卒

経歴
明治19年陸軍工兵少尉となり、26年陸軍大学校に入る。工兵大隊中隊長、参謀本部出仕、陸軍大学教官、工兵会議員などを務め、日露戦争では戦死した大木房之助大佐に代わり工兵第1大隊長として旅順攻撃に参加。参謀本部員、40年陸軍砲工学校教官などを歴任。大正2年少将に進み広島湾要塞司令官を務め、3年工兵監に転じ、7年中将となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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