這ふ蔦の(読み)ハウツタノ

デジタル大辞泉の解説

はうつた‐の〔はふつた‐〕【×這ふ×蔦の】

[枕]蔦の先があちこちに分かれて伸びるところから、「おのがむきむき」「別る」にかかる。
「―別れし来れば肝向かふ心を痛み」〈・一三五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

はうつたの【這ふ蔦の】

( 枕詞 )
蔦のつるがおのおの向きを異にしてはい分かれて行くところから、「おのがむきむき」「わかる」にかかる。 「 -各が向き向き天雲の別れし行けば/万葉集 1804」 「 -別れし来れば/万葉集 135

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