精選版 日本国語大辞典 「肝向」の意味・読み・例文・類語 きも‐むかう‥むかふ【肝向】 枕 肝は、心の宿る心臓と向かい合っているところから、「心」にかかる。一説に、内臓がそれぞれ向かい合っている意で、それらの働きの発露としての「心」にかかるとも。[初出の実例]「大猪子が 腹にある 岐毛牟加布(キモムカフ) 心をだにか 相思はずあらむ」(出典:古事記(712)下・歌謡) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例