郵便番号制度(読み)ゆうびんばんごうせいど

百科事典マイペディア 「郵便番号制度」の意味・わかりやすい解説

郵便番号制度【ゆうびんばんごうせいど】

郵便局の受持配達地域ごとに番号をつける制度。郵便物のあて名書きの際,住所の前に(第一種定形郵便物とはがきは記入枠(わく)に)番号を書く。郵便物の仕分け作業の能率化・機械化に効果的。各国で研究実施されており,ドイツでは1962年,米国では1963年,日本では1968年から実施。日本の場合,上2けたが地域番号,3けた目は地域ごとに選定された局に付された番号である。3けた番号以外の集配局には下2ケタ番号が追加され,私書箱,超大口事業所,料金受取人払郵便物などにも専用番号として付けられている。1998年2月より住所の行政区町名までをコード化した新しい郵便番号(7けた)と丁目・番地等の数字とを組み合わせ,住所全体をバーコード化して取扱業務の効率化を図る新郵便番号制度が導入された。→郵便選別機

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