酒気帯び運転(読み)シュキオビウンテン

デジタル大辞泉 「酒気帯び運転」の意味・読み・例文・類語

しゅきおび‐うんてん【酒気帯び運転】

酒を飲み身体にアルコールを保有する状態自動車などを運転すること。道路交通法で禁止されており、違反者は運転免許取り消しの行政処分を受ける。→酒酔い運転
[補説]呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15ミリグラム以上0.25ミリグラム未満の場合と、0.25ミリグラム以上の場合とで罰則が異なる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の酒気帯び運転の言及

【酒】より

…にもかかわらず,同条違反は,毎年の道路交通法違反事件中,速度超過に次いで多い件数を示すのが現状である。同条違反の罪は,酒酔運転の罪(道路交通法117条の2‐1号)と酒気帯び運転の罪(119条1項7の2号)とに分かれるが,前者は,アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態での飲酒運転を意味し,その法定刑は2年以下の懲役または10万円以下の罰金である。後者は,いわゆるほろ酔運転を処罰するものであり,血液1mlにつき0.5mgまたは呼気1lにつき0.25mg以上のアルコールを保有する状態(道路交通法施行令44条の3)で車両の運転をした者につき,3月以下の懲役または5万円以下の罰金を定めている。…

※「酒気帯び運転」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android