酸塩基反応

栄養・生化学辞典 「酸塩基反応」の解説

酸塩基反応

 酸と塩基の間で起こる中和反応

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の酸塩基反応の言及

【化学反応】より


【化学反応の種類】
 化学反応の種類は膨大な数にのぼるが,反応機構によっていくつかの型に分類することができる。基本的な化学反応として酸化還元反応と酸塩基反応がある。酸化還元反応は反応体の間で電子eの授受が起こる反応で,電子を与えるものが還元剤,電子を受け取るものが酸化剤である。…

【酸・塩基】より

…すなわちHは電子受容体であるから酸であり,O2-,OH,NH2,NH3などは電子対を供与するので塩基ということになる。しかもプロトンがまったく含まれていないような場合でもすべて含めることができ,なによりも重要なことは溶液中での金属イオン(酸と考えられる)と配位子(塩基と考えられる)との錯形成反応を酸・塩基反応として考えることができることである。(3)溶媒系による概念 非水溶媒を中心として,溶媒が著しい自己解離反応をする場合にはすべて適用することができる。…

※「酸塩基反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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