酸愴(読み)さんそう(さう)

普及版 字通 「酸愴」の読み・字形・画数・意味

【酸愴】さんそう(さう)

いたましい。〔後漢書列女、皇甫規の妻の伝〕規の卒(しゆつ)する時にび、妻年んにして容色美なり。後、卓相國と爲り、~娉す。妻乃ち輕して卓の門に詣(いた)り、自ら陳す。辭甚だ酸愴なり。~れざるを知り、~車下に死せり。

字通「酸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android