金光明四天王護国之寺(読み)コンコウミョウシテンノウゴコクノテラ

デジタル大辞泉 「金光明四天王護国之寺」の意味・読み・例文・類語

こんこうみょうしてんのうごこくのてら〔コンクワウミヤウシテンワウゴコクのてら〕【金光明四天王護国之寺】

国分寺正称

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防府市歴史用語集 「金光明四天王護国之寺」の解説

金光明四天王護国之寺

 741年の国分寺建立の詔[こくぶんじこんりゅうのみことのり]によって造られた国分僧寺[こくぶんそうじ]の正式な名前です。金光明経[こんこうみょうきょう]を唱える寺なので、このような名前になります。

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旺文社日本史事典 三訂版 「金光明四天王護国之寺」の解説

金光明四天王護国之寺
こんこうみょうしてんのうごこくのてら

国分寺

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世界大百科事典(旧版)内の金光明四天王護国之寺の言及

【国分寺】より

…奈良・平安時代に諸国に置いた官寺。僧寺を金光明(こんこうみよう)四天王護国之寺(金光明寺),尼寺(国分尼寺)を法華滅罪之寺(法華寺)と呼び,合わせて国分二寺という。 国分寺制は,7世紀末より促進されてきた護国経典の読誦によって国家の安寧を祈る仏教政策の総仕上げであり,中央の大寺で展開した国家仏教の画一的な地方伸展の意義をもつが,直接的には律令体制の根幹をゆるがす疫病,飢饉,反乱などの災いを,《金光明最勝王経(最勝王経)》の鎮護国家の思想で消除しようと図ったものである。…

※「金光明四天王護国之寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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