釘貫(読み)クギヌキ

デジタル大辞泉 「釘貫」の意味・読み・例文・類語

くぎ‐ぬき【×貫】

柱やくいを立て並べて、横にぬきを渡しただけのさく
「そこはかとなくて、―といふものをぞ、片面かたおもてにしわたしたりける」〈狭衣・三〉
釘貫門」に同じ。
「さてはと人の透間すきまを見あはせ、―木隠れにてかの中間耳近く」〈浮・一代女・四〉

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世界大百科事典(旧版)内の釘貫の言及

【京都[市]】より

…法然,親鸞や日蓮といい,栄西,道元といい,宗祖の多くが比叡山で学んだ天台の僧であったのが特徴的で,これらの新仏教が都市の宗教として浸透するのは室町時代であろう。市街に釘貫(くぎぬき)といって,町の入口に木戸を構えることが,鎌倉前期には確認されるが,これは都市民の間に共同体的な関係が成長していたことを物語っている。商工業者の成長も著しく,なかでも〈山門気風の土倉(どそう)〉といわれる,比叡山延暦寺の管轄する法体の土倉が高利貸業者として活躍した。…

※「釘貫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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