釘貫門(読み)クギヌキモン

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「釘貫門」の意味・読み・例文・類語

くぎぬき‐もん【釘貫門】

  1. 〘 名詞 〙 両方の柱の上部に二本の貫を通し、下に扉を入れた門。くぎぬき。釘門。〔運歩色葉(1548)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の釘貫門の言及

【門】より

… 冠木(かぶき)門は2本の門柱の上に横木をのせたもので,〈衡門〉ともいわれ,上土門とともに武家の屋敷に用いられた。釘貫(くぎぬき)門は2本の門柱の上部に貫を通したもので,冠木門と似ているので,現在では混同されている。平安時代の文献にはすでに見え,神社,住宅,町の木戸関所などに用いられている。…

※「釘貫門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む