釣鐘星(読み)つりがねぼし

精選版 日本国語大辞典 「釣鐘星」の意味・読み・例文・類語

つりがね‐ぼし【釣鐘星】

おうし座にある散開星団ヒアデスの和名

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「釣鐘星」の意味・わかりやすい解説

釣鐘星
つりがねぼし

おうし座の代表的な散開星団であるヒアデス星団V字形を,釣鐘の形に見立てた和名。

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世界大百科事典(旧版)内の釣鐘星の言及

【星】より

…1674年(延宝2)の句集に,〈草むらに入るやつとぼし飛蛍〉とあるのは,季節上,いるか座を指すものと思われる。 釣鐘星(つりがねぼし)おうし座のV字形を釣鐘の形と見たもので,長野県諏訪,静岡県,千葉県印旛郡,東京都奥多摩,群馬県沼田,神奈川県久里浜,綾部市および愛媛地方にもある方言。同じ見方には,徳島の〈かねつきぼし〉,綾部の〈かねぼし〉,佐渡の〈はんしょのつっからかし(ころがした半鐘)〉などがある。…

※「釣鐘星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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