鈴木悦次郎(読み)スズキ エツジロウ

20世紀日本人名事典 「鈴木悦次郎」の解説

鈴木 悦次郎
スズキ エツジロウ

大正・昭和期の労働運動家



生年
明治33(1900)年5月20日

没年
昭和15(1940)年12月8日

出生地
愛媛県新居郡角野村(現・新居浜市)

経歴
大正6年住友製鋼所に入職、10年の争議で解雇される。のち大阪鉄工場争議、別子鉱山争議で入獄する。以後総同盟で活躍するが大正4年除名され、全国同盟および全国民衆党の結成に加わり、その間昭和9年のILO総会に労働者側代表として参加した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木悦次郎」の解説

鈴木悦次郎 すずき-えつじろう

1900-1940 大正-昭和時代前期の労働運動家。
明治33年5月20日生まれ。住友製鋼所を争議で解雇される。昭和5年全国労働組合同盟大阪連合会主事,11年全日本労働総同盟大阪連合会主事となり,大阪地方の中間派の指導者として活動。13年労働組合解散・産業報国一本化を主張した。昭和15年12月8日死去。41歳。愛媛県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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