鍬掛村(読み)くわかけむら

日本歴史地名大系 「鍬掛村」の解説

鍬掛村
くわかけむら

[現在地名]大野市鍬掛

飯降いいふり山の東北麓にあり、東側を赤根あかね川が北流する。長享三年(一四八九)五月九日付朝倉光玖安堵状(洞雲寺文書)に「大野郡鍬懸内得弘名」がみえる。明応三年(一四九四)五月の洞雲寺領目録(同文書)に「柴山両所 壱所者鍬懸在之、壱所者天神之尾」とあり、洞雲寺寄進分田地目録(同文書)の明応九年(一五〇〇)六月二九日以下の項に「鍬懸村掃部持分」などとある。また天正五年(一五七七)六月一二日の原政茂安堵状(洪泉寺文書)に「当寺領之儀、鍬懸村ニ在之分、如前々可有御収納候」とあって、当時すでに洪泉こうせん寺の寺領が当村にあったことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む