越前国絵図(読み)えちぜんのくにえず

日本歴史地名大系 「越前国絵図」の解説

越前国絵図
えちぜんのくにえず

四六二×四七九センチ

原本 福井県立図書館松平文庫

成立 正保二年

解説 幕府の命で作成された絵図福井藩史書「国事叢記」に「越前御絵図十二郡ニ仕立被差上、(中略)越前ニ不限日本不残差出」とある。村ごとに石高が記される。


越前国絵図
えちぜんのくにえず

二二六×二七六センチ

原本 福井県立図書館松平文庫

解説 越前国最古の国絵図で、地名考証によって慶長一一年頃の絵図と推定されている。近世村落単位や中世的遺称の庄・郷単位などでまとめた石高が記される。


越前国絵図
えちぜんのくにえず

一五七×一七五センチ

原本 福井県立図書館松平文庫

解説 領主別に村ごとに色分けされており、錯綜していた越前国内幕藩領の領域が明示されている。幕府領状況から元文年間のものと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 中略

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む