開拓団(読み)カイタクダン

デジタル大辞泉 「開拓団」の意味・読み・例文・類語

かいたく‐だん【開拓団】

未開発土地に入植してその土地の開拓を組織的に行う農業移民団。
満蒙まんもう開拓団

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の開拓団の言及

【満蒙開拓】より

…同時に昭和恐慌による農村の疲弊を救済し,国内の社会矛盾の激発を予防するための土地・人口調整策でもあった。したがって移民はおもに耕地の少ない山村地帯の二・三男層から選ばれ,開拓団という特殊な武装集団をつくって入植し,絶えず軍事訓練を受けた。開拓団は戸数の規模によって集団(200~300戸),集合(50戸前後),分散(それ以下)の三つに区分され,府県,郡,町村などの地縁関係で編成された。…

※「開拓団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android