闇の夜の(読み)やみのよの

精選版 日本国語大辞典 「闇の夜の」の意味・読み・例文・類語

やみのよ‐の【闇夜の】

  1. 月のない晩は暗くて一寸先もわからないところから、「行く先知らず」にかかる。
    1. [初出の実例]「夜未乃欲能(ヤミノヨノ)行く先知らず行くわれをいつ来まさむと問ひし子らはも」(出典万葉集(8C後)二〇・四四三六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android