防府市歴史用語集 「防長四白」の解説 防長四白 江戸時代の萩藩の主な産物のことを指します。米・紙・塩・ろうの4つを言い、どれも白いことからこう呼ばれます。また、米・紙・塩だけで防長三白[ぼうちょうさんぱく]とも呼ばれます。どれも全国の市場に出され、萩藩の収入源になっていました。 出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の防長四白の言及 【長門国】より …瀬戸崎・通(かよい)(長門市),黄波戸(きわど)(日置町),立石・川尻(油谷町)の各浦で鯨組が漁獲を競った。防長四白(米,紙,塩,蠟)の一つ櫨蠟(はぜろう)は長門国の重要な産物であった。1703年(元禄16)以後長州藩は櫨実の他国売りを禁止するとともに,領内の蠟屋で蠟燭(ろうそく)を製造させ,それを大坂で売って藩の財源とした。… ※「防長四白」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by