陀羅尼鐘(読み)ダラニガネ

デジタル大辞泉 「陀羅尼鐘」の意味・読み・例文・類語

だらに‐がね【×陀羅尼鐘】

陀羅尼を読みながら鐘をつくこと。また、その鐘の音。→だらり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「陀羅尼鐘」の意味・読み・例文・類語

だらに‐がね【陀羅尼鐘】

  1. 京都建仁寺の東鐘楼の鐘。また、その鐘の音。正しくは百八声陀羅尼鐘といい、古くは陀羅尼を読みながらついたのでいう。だらり。だらりがね。
    1. [初出の実例]「ほととぎす啼ころすらましてかなしき。秋の夜や忘れさせては陀羅尼鐘」(出典:俳諧・白雄句集(1793)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android