限界水頭勾配(読み)げんかいすいとうこうばい

最新 地学事典 「限界水頭勾配」の解説

げんかいすいとうこうばい
限界水頭勾配

critical hydraulic gradient

水の流れが層流状態から乱流状態へ変化するときの水頭勾配。飽和砂層中の上昇流で砂が液状化するときの水頭勾配。水頭勾配は一般に流動方向の単位距離当りの全水頭の変化をいい,動水勾配ともいう。また,このときの流速を限界流速(Ic)という。多孔質媒体中における層流の限界はレイノルズ数(Reynolds number:Re=du/ν,dは有効間隙直径,uは平均間隙流速,νは動粘性係数)が約1にあると考えられ,これを臨界レイノルズ数という。液状化はIc=(Gs-1)/(1+e)≒1で発生する(Gsは砂粒子の真比重,eは間隙比)。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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