隠り沼の(読み)コモリヌノ

デジタル大辞泉 「隠り沼の」の意味・読み・例文・類語

こもりぬ‐の【隠り沼の】

[枕]隠れて見えない沼の意から、「下」にかかる。
「―下に恋ふれば飽きらず」〈・二七一九〉

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精選版 日本国語大辞典 「隠り沼の」の意味・読み・例文・類語

こもりぬ‐の【隠沼の】

  1. 隠沼が外から見えないようにの意で、「下(した)」にかかる。
    1. [初出の実例]「許母利奴能(コモリヌノ)下ゆ恋ひあまり白波のいちしろく出でぬ人の知るべく」(出典万葉集(8C後)一七・三九三五)

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