雁金(読み)かりがね

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「雁金」の解説

雁金
(通称)
かりがね

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
雁金文七 など
初演
享保12.冬(大坂・大和山座)

雁金
かりがね

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
天保3.5(大坂・市の側芝居)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の雁金の言及

【清元梅吉】より

…4世・5世延寿太夫の立三味線で名人といわれた。作曲作品に《三千歳(みちとせ)》《雁金(かりがね)》《隅田川》《青海波(せいがいは)》などがある。(3)3世(1889‐1966∥明治22‐昭和41) 本名松原清一。…

【島鵆月白浪】より

… 明治の新文物をとりこんだ散切物の代表作であるが,五幕目の〈招魂社鳥居前〉がとくに評判となった。望月邸の場のために2世清元梅吉により作曲された清元《雁金(かりがね)》(本名題《色増栬夕映(いろまさるもみじのゆうばえ)》)も名曲とされる。【林 京平】。…

※「雁金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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