…中国山地の三国山(1252m)に源を発し,津山盆地で加茂川を合わせ,吉備高原を流下する途中,吉井町で大支流の吉野川と合流,さらに和気(わけ)町で金剛川と合流して岡山平野に出,児島湾に注ぐ。古くは雄神(おがみ)川,和気川,近世以後は東大(ひがしおお)川,吉井川と呼ばれた。三大河川の中で最もこう配がゆるく,高瀬舟による水運が早くから発達し,角倉了以はこの川の舟運を見て他地方の河川交通を開発する範としたといわれる。…
※「雄神川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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