雲華(読み)うんげ

朝日日本歴史人物事典 「雲華」の解説

雲華

没年:嘉永3.10.9(1850.11.12)
生年:安永2.4.1(1773.5.21)
江戸後期の真宗の僧。東本願寺学寮の講師で,詩文・書画にすぐれ蘭の絵で有名。豊後国(大分県)満徳寺に生まれる。皆往院鳳嶺に才能を見いだされ,寛政3(1791)年養子となり豊前国(大分県)正行寺に入る。同年東本願寺の学寮に入り,文政2(1819)年擬講に,同4年嗣講に,天保5(1834)年講師に昇進した。弘化4(1847)年に能登(石川県)の異義者頓成の教諭に当たった。頼山陽田能村竹田などと親交があった。著書は『帰名字訓講弁』『浄土論講義』など。<参考文献>『雲華講師年譜』『豊絵詩史』『大谷派学事史』

(草野顕之)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

関連語 大含

367日誕生日大事典 「雲華」の解説

雲華 (うんげ)

生年月日:1773年4月1日
江戸時代後期の真宗の僧
1850年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む