電力化率(読み)でんりょくかりつ(その他表記)rate of electrification

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電力化率」の意味・わかりやすい解説

電力化率
でんりょくかりつ
rate of electrification

1次エネルギー需要に占める発電に要したエネルギーの割合。エネルギー需要の電力シフト傾向を示す指標である。ただし,発電の際に相当量の発電ロスが生じるため,最終需要段階での電力利用割合を示すものではなく,1次エネルギー需要のうちの電力向けエネルギー投入の割合を示すものである。 1988年度では,1次エネルギー総需要は,原油換算4億 8100万klに対し,電力向けエネルギー投入は1億 7900万klで,電力化率は 37.3%である。今後,日本の電力化率は 40%以上にまで上昇するものと見込まれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む