霜降肉

世界大百科事典(旧版)内の霜降肉の言及

【ウシ(牛)】より

…偶蹄目ウシ科の哺乳類。世界各地で乳用,肉用,役用などに飼われる家畜牛(イエウシ)で,ヨーロッパ系とアジア系(コブウシ系)がある。ウシはまた,バンテンガウアヤクなどの野生牛を含むウシ属Bosの総称,またはさらにバイソンスイギュウを含むウシ亜科Bobinaeの総称ともされる。狭義のウシ(イエウシ)は肩高90cm,体重250kg以下の小型のものから肩高165cm,体重1450kgに及ぶ巨大なものまであり,形態は変化に富むが,すべて後述のウシ科ウシ亜科の特徴を備えている。…

【牛肉】より

…日本にウシが大陸から移入されたのは縄文文化期の後期と思われるが,それ以後弥生文化期まで,ウシの肉が食用にされていたことを示す痕跡はほとんどない。古墳時代に入ると《古事記》や《日本書紀》に牛肉を食べたことを示唆する記録があり,《古語拾遺》には,神代に大地主(おおとこぬし)神が田をつくる日に,牛肉を田畑で働く人に食わせたという記述がある。牛肉を食べたというこれらの記録は,4世紀以後大陸から日本へ来た多くの渡来民が持ってきた食文化を示すものらしい。…

※「霜降肉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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