鞍金具(読み)くらかなぐ

防府市歴史用語集 「鞍金具」の解説

鞍金具

 馬の鞍[くら]につける金具全般を指します。杏葉[ぎょうよう]や辻金具[つじかなぐ]もこの中に含まれます。

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鞍金具の言及

【藤ノ木古墳】より

… 副葬品は棺外と棺内にある。棺外には3セットの馬具,挂甲片,鉄鏃と須恵器・土師器で,なかでも馬具の鞍金具文様が優れている。鞍金具は金銅装で全体にパルメット文と亀甲繫文を配し,亀甲繫文の中に象・兎・竜(?)・鳳凰(?)・怪魚・鬼面などを透し彫している。…

※「鞍金具」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android