類稀(読み)たぐいまれ

精選版 日本国語大辞典 「類稀」の意味・読み・例文・類語

たぐい‐まれたぐひ‥【類稀】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 めったにないことであるさま。非常にすばらしい、非常に悪いなど、そのことの度合の大きいさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「堯舜は大唐四百余州にもたぐひまれなる大聖人」(出典:浄瑠璃・頼光跡目論(1661‐73頃)一)

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