堯舜(読み)ぎょうしゅん

精選版 日本国語大辞典 「堯舜」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐しゅんゲウ‥【堯舜】

  1. 中国古代で徳をもって天下を治めた聖天子堯(陶唐氏)と舜(有虞氏)。転じて、賢明なる天子の称。堯舜のような聖天子。明君
    1. [初出の実例]「又聖君堯舜の世すら」(出典:日本霊異記(810‐824)下)
    2. 「世を淳素に帰し、君を堯舜にいたし奉る」(出典:平治物語(1220頃か)上)
    3. [その他の文献]〔孟子‐万章・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android