香包(読み)こうづつみ

精選版 日本国語大辞典 「香包」の意味・読み・例文・類語

こう‐づつみ カウ‥【香包】

〘名〙 (古くは「こうつつみ」とも) 香を包む紙。香が包んである紙。その折形には種々ある。〔尺素往来(1439‐64)〕

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世界大百科事典(旧版)内の香包の言及

【香道具】より

…(g)鶯(うぐいす) 長さ4寸5分~5寸。昼と夜で逆に使用するため銀・赤銅半分ずつの細い棒で畳に刺し,出香したあとの香包を順次刺しておく。香の出た順序がわかる仕組である。…

※「香包」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」