馬銭子(読み)マチンシ

動植物名よみかた辞典 普及版 「馬銭子」の解説

馬銭子 (マチンシ)

植物マチン科の常録高木,薬用植物マチン別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の馬銭子の言及

【ストリキニーネ】より

…ストリキニンともいう。現在はマチンS.nuxvomicaの種子,馬銭子(まちんし)(ホミカともいう)から抽出し,硝酸塩として精製される。強力な痙攣(けいれん)毒で,イヌに飲ませた場合,0.47mg/kgの用量で痙攣を起こさせ,1.2~3.9mg/kgで痙攣死する。…

【マチン】より

…インドから東南アジア,さらにオーストラリア北部まで広く分布する。 マチンの種子を生薬ではホミカ,馬銭子(まちんし),蕃木鼈(ばんぼくべつ)という。1.5~5%のアルカロイド,ストリキニーネやブルシンbrucineなどを含む。…

※「馬銭子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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