駆組・駈組(読み)かけくむ

精選版 日本国語大辞典 「駆組・駈組」の意味・読み・例文・類語

かけ‐く・む【駆組・駈組】

〘自マ四〙
① 敵の中にかけ込んで組み打ちをする。
※十訓抄(1252)一「勢をくらぶるに、物の数にもあらねば、侮りて、いつしかかけくむ程に」
相手にして争う。
高野山文書‐文祿二年(1593)一〇月一五日・興山上人応其書状「つよく申候はは、中式少かたへ、何かと被申候へ共、不然候間、なに事もかけくみ申さぬまてに候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android