鬼木新田(読み)おにぎしんでん

日本歴史地名大系 「鬼木新田」の解説

鬼木新田
おにぎしんでん

[現在地名]栄町鬼木新田

刈谷田かりやだ川右岸、親村の鬼木村の南にあり、南は三林さんばやし(現見附市)と接する。元禄一一年(一六九八)の新田年号并枝村方角道法付(新発田市立図書館蔵)によると、寛永一四年(一六三七)の開発という。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)では物成高八一石七斗余、家数一四・人数八一。寛保三年(一七四三)頃の寛保組村郷帳石高(釈迦塚区有文書)には、田一二町八反余・分米六七石九斗余、畑一〇町六反余・分米二二石三斗余、新野直場一反余・野直銭一九五文、家数二二(本家六・名子家一〇・間脇家六)・人数一五七、土居一千二三九間とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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