魂も身に添わず(読み)たましいもみにそわず

精選版 日本国語大辞典 「魂も身に添わず」の意味・読み・例文・類語

たましい【魂】 も 身(み)に添(そ)わず

  1. 気持が落ち着かない。また、気をしっかり持てない状態になる。気が動転する。
    1. [初出の実例]「兵粮米乏て力尽き、鎧重て魂も不(ざル)身副心地して、弓を引くべき様も無りけり」(出典八幡愚童訓(甲)(1308‐18頃)下)

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