鮫ヶ地新田村(読み)さめがんじしんでんむら

日本歴史地名大系 「鮫ヶ地新田村」の解説

鮫ヶ地新田村
さめがんじしんでんむら

[現在地名]十四山村鮫ヶ地新田

北は善太ぜんた新田村(現佐屋町)に接する善太川沿いの村。「徇行記」によれば、田は一八町六反余、畑は一一町一反余で、村高二九九石余はすべて藩重臣山澄淡路守の給知。「寛文覚書」に戸数二五、人数一五四とある。「徇行記」は「高ニ準シテハ戸口多クシテ耕田足ラザルガ故ニ、佐古木新田又ハ市江村アタリヘ入作スト也、一体貧村故ニ馬ケ地新田・鍋蓋新田・津島村アタリノ富戸ヘ高二百石ホトモ書入ニナル、加地子一石目ニ三斗六升ノ定リナレ共、水損所故ニ漸ク二斗ホトモ出スト也」と村の様子を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android