麻布菩薩像(読み)まふぼさつぞう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「麻布菩薩像」の意味・わかりやすい解説

麻布菩薩像
まふぼさつぞう

8世紀の作。正倉院南倉の伝来品。麻布2枚をつないだ画面いっぱいに,墨一色で描かれた乗雲の菩薩像。墨のにじみや形のくずれもいとわぬ無造作な運筆からは,壁面装飾用に大量生産されたものであることが知られる。菩薩の動勢や生気ある表情を巧みに表わす描線は,奈良時代画人の習熟した絵画技術の一端を示す。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む