運筆(読み)ウンピツ

精選版 日本国語大辞典 「運筆」の意味・読み・例文・類語

うん‐ぴつ【運筆】

  1. 〘 名詞 〙 字を書くときの筆のつかい方。筆づかい。書き方。
    1. [初出の実例]「専ら運筆の約束を守らず、人畜花卉の常形を変じ」(出典:随筆・鑒禅画適(1852)浅深異意)
    2. [その他の文献]〔梁武帝‐答陶弘景書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「運筆」の読み・字形・画数・意味

【運筆】うんぴつ

筆づかい。梁・武帝陶弘景に答へて書を論ずる書、二〕夫(そ)れ(なな)めなるときは、則ち角無し。執手なるときは、則ち書なり。

字通「運」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android