黒色頁岩(読み)コクショクケツガン

デジタル大辞泉 「黒色頁岩」の意味・読み・例文・類語

こくしょく‐けつがん【黒色×頁岩】

有機炭素に富む頁岩。海水中の酸素が欠乏し、大量の有機物が分解せずに堆積して形成されたと考えられる。きめが細かく、生物遺骸が分解されてないため、軟体部も含め、非常に保存状態のよい化石が見つかる。→海洋無酸素事変

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最新 地学事典 「黒色頁岩」の解説

こくしょくけつがん
黒色頁岩

black shale

広義には,暗色~黒色を呈し,剥離性が顕著な粘土・シルトからなる堆積岩を指す。狭義には,有機炭素を豊富に含む堆積岩を指す。後者は,一般にラミナが発達し,黄鉄鉱を産することが多く,還元条件で濃集する微量元素を豊富に含むなど還元的環境の堆積を強く示唆する。この黒色頁岩はジュラ紀白亜紀など決まった時期に広く世界各地の海洋底で堆積したことから,海洋無酸素事変のコンセプトが提唱された。炭化水素資源の根源岩としても重要な岩石

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参照項目:海洋無酸素事変

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