デジタル大辞泉 「海洋無酸素事変」の意味・読み・例文・類語 かいようむさんそ‐じへん〔カイヤウムサンソ‐〕【海洋無酸素事変】 海水中の酸素が地球規模で欠乏する現象。赤潮などよりはるかに広範囲で、これが数回起きたとされる中生代には、大量の有機物が分解せずに堆積し黒色頁岩などの地層が形成された。原因は明らかではないが、火山活動の活発化による地球温暖化という説が有力。海洋低酸素事変。OAE(oceanic anoxic event)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例