鼓胴(読み)つつどう

精選版 日本国語大辞典 「鼓胴」の意味・読み・例文・類語

つつ‐どう【鼓胴】

  1. 〘 名詞 〙 鼓の胴のような姿をした花器。上下両端が開いて、中央の締まったもの。立鼓(りゅうこ)の花いけともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鼓胴の言及

【腰鼓】より

…同類のものに都曇鼓(とどんこ),毛員鼓(もういんこ),正鼓,和鼓,一(壱)鼓,二鼓,三鼓,四鼓などがある。三鼓は日本の雅楽で用いられる三ノ鼓(さんのつづみ)で,二鼓は正倉院蔵の陶製の鼓胴がこれにあたるとされる。胴は唐代中国に瓦製(磁製,陶製)のものも木製のものもあった。…

※「鼓胴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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