出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…《猿丸大夫集》もあるが,これは古歌を集めたもので,猿丸大夫その人の作とはいえない。歌人としてよりも,広く伝説化して知られ,下野国二荒(ふたら)山信仰にもとづいた猿丸大夫の話は有名である。林道春の《二荒山神伝》によると,昔,有宇中将という殿上人が勅勘をこうむり,奥州小野郷の朝日長者の客となり,長者の娘を妻として子をもうけ,その名を馬王と呼ぶ。…
…標高2484m。二荒(ふたら)山,日光山,黒髪山ともいう。北東には大真名子(おおまなご)山(2375m),小真名子山(2323m),女峰(によほう)山(2464m),赤薙(あかなぎ)山(2010m),北西には太郎山(2368m),山王帽子(さんのうぼうし)山(2085m)が連なり,戦場ヶ原,湯ノ湖を隔てた白根山(日光白根)などとともに日光火山群を形成する。…
※「二荒山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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