肛門管(読み)コウモンカン

デジタル大辞泉 「肛門管」の意味・読み・例文・類語

こうもん‐かん〔カウモンクワン〕【×肛門管】

直腸肛門を結ぶ管。肛門を締めたときに締まる部分で、長さは約3~4センチメートル。恥骨直腸筋が直腸に付着する部分(肛門直腸輪)から肛門の出口(肛門縁)までをいう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「肛門管」の意味・わかりやすい解説

肛門管
こうもんかん

肛門」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の肛門管の言及

【肛門癌】より

直腸癌のうち,肛門管の領域にできた悪性腫瘍をいい,全直腸癌の2~3%の頻度でみられる。肛門管とは,下方は会陰部の毛の生え際に一致する肛門下縁から,上方は肛門粘膜が直腸粘膜に移行するところまでの長さ平均約3cmの部分をいう。…

※「肛門管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」