世界大百科事典(旧版)内の105番元素の言及
【超ウラン元素】より
…これに対してはアメリカ学派の反論があり,アメリカにおける合成が正しいとしラザフォージウムRutherfordiumという名称を主張している。105番元素は1967年同じくソ連のフレーロフらによって243Amを22Neで衝撃して得られ,その後アメリカでも別の方法でつくられ,これに対してアメリカからハーニウムHahniumという名称が主張されている。106番元素は1974年アメリカのバークリーBerkley研究所でギオーソA.Ghiorsoらが249Cfを18Oで衝撃して,またソ連のドゥブナ原子核研究所でフレーロフらが銀のターゲットを54Crのイオンで衝撃してつくっている。…
※「105番元素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」