200カイリ制(読み)にひゃくかいりせい

世界大百科事典(旧版)内の200カイリ制の言及

【水産業】より

…日本の漁業生産量は,第2次大戦中の大幅な減産状態から再出発して急速かつ持続的な増加をみせ,1976年には1066万tに達したが,ソ連の生産の伸び率はそれ以上に大きく,1948年の149万tから76年の1013万t(同国の最高記録)へと日本とほぼ同等の水準まで増大した。70年代の増勢からみて,77年の200カイリ制への移行がなければ,ソ連はおそらく日本を抜いて世界第1位の水産国になっていたに違いない。日本は世界有数の遠洋漁業国であり,1976年の総生産量の33%を外国の200カイリ水域における漁獲に依存していた。…

※「200カイリ制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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